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真実のゆくえ

俳優座劇場プロデュースNo.77『真実のゆくえ』
2008年6月10日 俳優座劇場 11列センター

作:ジェフリー・アーチャー 翻訳:小田島恒志 演出:西川信廣
出演:金内喜久夫、稲野和子、立花一男、
石川恵彩、関 輝雄、加藤土代子、荘司 肇、児玉謙次、瀬戸口 郁、齋藤隆介、小田伸泰、小林優太

何となく気になったので観劇しましたが、自分の勘は正しかった。

めちゃめちゃおもしろかったっっっっ!
呼吸するのも忘れる程の緊迫した展開。そしてラストは涙がぼろぼろ。
6/15まで上演。お時間ある方はぜひぜひ!

ミステリーの要素も含む為、ネタバレ嫌いな方は、以下を避けて頂けるよう、お願い致します。

一幕は法廷劇。
夫人殺害の疑いをかけられている弁護士の法廷。

二幕は過程劇。
法廷で問題となった夫婦の姿を、時間軸に沿って見せている。

そして衝撃のエピローグ。

問題となっているのは、事件の真相ではない。真相を受け止める側の問題。
主人公である、妻殺しの疑いを受けた弁護士は、(二幕で明らかになるが)過去絶対不利の被告の弁護を引き受け、その巧みな法廷術で何度も逆転に導いている。

そして二幕で丁重に描かれている夫婦の愛。
夫が金銭目当てで殺害を企ているなど、ありえない細やかな愛情。
2人にしか判らない事件の真相。真実を万人に晒すことの、意味は何なのか?

散々有罪(と思われる)裁判を、引っ繰り返していた主人公の弁護士は、最期に真実を裁判で明らかにすることなく、ただ一人の親しい友人にだけ打ち明け、己の胸にだけしまうことを選ぶ。
話の筋から、事件の真相、夫の選択も予想はつくのだが、とにかくその過程が胸に痛い。
妻が美しく魅力的だからこそ、不治の病に苦しむ姿が辛い。

本等に良い脚本だったし、それを奇をてらうことなく表現した演出・役者陣が素晴らしい。
何気に舞台美術も素敵でした。

主人公・デーヴィッド・メトカーフ役の金内さんは、代役だったのね。
多少台詞を噛む場面もあったけど、ラストの場面の素晴らしさで全て帳消し。
妻・レディ・メトカーフ役の稲野さんが、とにかく魅力的で、夫の気持ちを考えると切なかった…。

最後にただ一人真実を告げられるのも辛いよね…。

充実した時間でした。この芝居をプロデュースした方に大拍手!

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コメント

花梨様、まいど!
エエエエエ!!!!オモロイの~~~。
観劇前のネタバレキライだから(笑)数行しか読めなかったよ~~。
「焼肉ドラゴン」みたいにテレビでOAしてくれないかなぁ。
無理っぽいよね。
ウエ~~ン(号泣)
…諦めて花梨さんのレポ読む。んで行った気になる。

かしまし娘さま、こんばんは!
ええええ、行かないのですか?凄く良かったですよ。あのラストシーンは…(号泣)。
私のつたないレポでは、あの芝居の良さは全然伝われませんよ。
六本木にGo~!です。

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