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いのうえ歌舞伎☆號 『IZO』 二回目 感想1

新感線プロデュース 
いのうえ歌舞伎☆號 『IZO』

青山劇場 1/28 ソワレ。一階P列より。2度目の観劇。

初回が前方だったので、後方にて観劇。
殺陣が凄い!特に一幕終わり、セットの動きと殺陣が凄すぎ。

そして一階後方にも関らず、各役者さんの気迫が凄まじくて、大きな感情の渦に飲み込まれそうだった。
森田くんの以蔵を見ていると、このまま本当に舞台で死んでしまうのではないか、そんな思いに囚われた。
戸田恵梨香ちゃんの頑張りといい、若い役者さんが限界まで頑張っている舞台を見るのは、気持ち良い。ベテラン勢がしっかりとそれを支える。理想的な舞台だ。

何といっても脚本が上手く出来ている。
冒頭の場面だけで、時代背景、身分制度、そこで生きる焦燥感を見事に現している。
初回見た時より、カットされた場面があった。もったいない…。4時間になっても良いから、もっと見たいなぁ。

以下、2007年の新感線のラインナップに満足している人は、読まないように。

2007年の新感線、つまり「朧の森に棲む鬼」「犬顔家の一族」に対する、自分の満足いかない思いは、ブログでも何度か書いたけど、結局2007年のこの二作品って、今までの遺産だけで作られた気がしてて。そこがどうにも不満でした。
もちろん作品的にはおもしろかったし、完成度は高いのだけど、本音を言うと、「もう新感線はいいか」って気分に実はなっていた。
だっていのうえ歌舞伎だったら、過去の阿修羅や髑髏城の方が圧倒的におもしろいし、おぽんち路線だったら、やはり過去作品の方がどう考えてもおもしろいし。
過去作品の焼き直しみたいな新作しか作れないなら(気分悪くした新感線ファンの方、ごめんなさい。2007年もおもしろかったのだけど、多分いのうえさんへの期待値が、自分は半端なく高いからだと思う。)、SHIROHとメタルマクベスの再演してくれよ、と不遜なことまで思ってた。

それが『IZO』きちゃったよー!

骨太な人間ドラマがやりたいという言葉が、ここにして具体化しているよー!いのうえさん、最高っ!
今までの新感線には無い、きっちりした人間ドラマ+ダイナミックないのうえ演出!

まぁ映像はあそこまで使わなくても、お客には伝わると思うが。

早速幕末関係の本を読みだした、単純な私。
NHKも大河、木曜時代劇と、今って幕末ブームなのかしら?

続く。

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芝居・新感線関連」カテゴリの記事

コメント

花梨さん、こんばんは。
「IZO」、2回目も良かったみたいですね。
私は新参者の新感線ファンですし、
「SHIROH」より前の舞台はDVDでしか観ていないいせいか、
去年の新感線にも満足しちゃってますが、
「IZO」にはほんとにやられたな、と思いました。
「吉原御免状」の時と同じくらいの衝撃を受けた感じです。
「行きぬいている」ことをひしひしと感じさせる役者さんの気迫と、
それを支える確かな物語の力。
自分の中ではまだまだ全然未消化なのですが、
とても凄いものを観たという気持ちがあります。
カメラが入っていたとのこと、いろいろ期待しちゃいますね(笑)。
花梨さんの続きのレポも楽しみにしておりますv

恭穂さん、こんばんは。
二回目は涙で頬ががびがびになる程、泣いてしまいましたよ。

幕末という時代背景だからでしょうか。
本当に登場人物が生き抜いてるというのが伝わってきました。

余り昔の昔の言うのは好きじゃないのですが、朧は好きなんだけど、どうも過去作品の焼き直し的に感じてしまって。
今回のような新機軸を打ち出してくれて、益々今後の新感線が楽しみになりました!

こんばんわ。
DVDで見て興奮冷めやらぬまま、花梨さんの観劇記が読みたくなってお邪魔しました。


今まで映像で見た新感線の作品はどれも面白かったんですけど
後あとまでずっと心に残っているのはSHIROH、アカドクロ、IZOでした。
花梨さんの感想から推測しますと
どうも「新感線テイスト」とはかなり遠いところにある作品ばかりみたいなんですが(笑)
私もこの作品、すごく好きです。

DVDで見ていてさえ、登場人物の生きざまや思いがすごく切なくて、見ていると胸が痛くなりました。ラストシーンは涙が止まらなかったです。
舞台はきっと、もっとダイレクトに伝わってくるものがあったんでしょうね。


いのうえさんって、お笑いやケレンなしても、こんなに魅力的な舞台を創られる方なんですね。
「歌なし踊りなし笑いなし立ち回りなし、得意技全部封印(by古田さん)」のリチャード三世がとても楽しみになりました。


みずたましまうまさん、こんばんは。
順調にDVDを集めてますね~。凄いです。

ちなみに私が一番好きなのは、「アカドクロ」です。97年度版が人気高いですが、私の心に残っているのは「アカドクロ」です。
あとはSHIROH、阿修羅城の瞳(2000年)かなー。

IZOもめちゃめちゃ好きです。
真正面から幕末に挑んだというのが、素晴らしかったです。
評判は朧の方が高いけど、私はIZOの方が好きです。

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