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いのうえ歌舞伎☆號 『IZO』

新感線プロデュース 
いのうえ歌舞伎☆號 『IZO』

青山劇場 一階C列より

作:青木 豪
演出:いのうえひでのり
出演:森田 剛 戸田恵梨香/田辺誠一/千葉哲也 粟根まこと 池田鉄洋 山内圭哉/木場勝己 西岡德馬 他

何か「ずーん」と心に奥に残った作品。今までの新感線を期待して行くと、肩透かしをくらう。
吉原、朧が、いのうえ歌舞伎の新たな展開と言われても、実はピンと来なかったのだけど、この作品は明らかに違う方向だ。今後の新感線が楽しみになった。
パンフレットが、渋く白黒の作りだったが、この作品に非常に合っていると思う。

おもしろかった!と力説する感じの作品ではないし、完成度は朧の方が高いと思う。
未完成に感じる部分も多々ある。でも私はこの芝居が凄く好きだ。

それにしても幕末という時代は切ない。
今回は土佐藩視点だけど、どの立場の視点から見ても、切なくなる。
今日「正義」と思ったものが、明日にはひっくり返る。
「天誅」という言葉ひとつで、人の命を奪う、この簡単さ!
それ程知識がある訳では無いので、最後の場面の「慶応元年」のテロップに愕然となった。(慶応4年=明治元年)

オープニングで鳥が集まり「IZO」の文字を作り、また飛んでいく。
これからの話の展開を暗示しているようだった。

V6の森田くんの主演で、一見華やかに見える出演陣だが、よくよく見ると相当渋い。渋いのがまた良い。
ベテラン勢がとにかく上手い。贔屓の千葉さん、むちゃくちゃ上手かったわ。醸し出す空気のようなものに感動。
池田さんの龍馬の、何とも飄々とした感じがまた良い。懐が深くて、考え方が柔軟。
山内さんはちょっと殺陣が軽くて残念。

殺陣は全体的に不満。綺麗で派手でなくても良いけれど、以蔵と新兵衛の、圧倒的な強さを表す場面は欲しかったなぁ。

それにしても場面が多い。話も台詞も好きだけど、やや散漫になるようで残念。
とはいえこういった傾向の作品を、映像で作れない日本の邦画界って…。時代劇を見るなら、今は舞台だ。役者さんの質も高いし。

後から、後から、色々考えさせられる芝居だ。さてチケット追加しようかな(爆!)

あ、川原さんの沖田(と思われる新撰組隊士)、幾らなんでも年いきすぎと、突っ込みたくなりました(苦笑)

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