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いのうえ歌舞伎☆號 『IZO』 二回目 感想2

新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號 『IZO』 
感想続きです。

一度目ももちろん満足の観劇でしたが、やはり場面数が多くて、自分が感情移入する所までいかなかった気がする。
二度目は役者さんも舞台の流れを完全に掴んだ感じで、それぞれの役の生き様が、リアルに伝わってきた。

それにしても脚本が良いなぁ。
『エレンディラ』の坂手洋二さんの時も思ったが、今回の青木豪さんといい、良い脚本家さんを起用していると思う。
なかなか私達普通の演劇好きでは、名前は聞いたことがあっても、そこまで細かく見に行かれないので、こういう脚本家さんに触れる機会があって嬉しい。

森田くん、声が確かに辛いのだけど、台詞はきちんと聞き取れる。
新感線は大爆音、主役出ずっぱり、激しい殺陣だから、過去作品でも主役張った役者さん、何人か喉やられている。まだ大阪もあるし、頑張って欲しい。
ただ彼は本当に殺陣が凄いし、あれだけ動いて、息も切らさない(ように見える)のは凄い。

ああ、以蔵が切ない…。
そしてみっちゃんが切なすぎる…。

池鉄龍馬が素晴らしく魅力的なので(池鉄龍馬主役で一本の作品見たいくらいだ)、以蔵が彼の言葉を受け入れて、船乗りになってみっちゃんと幸せになってたら、と思う。
ただこの時代の人の価値観を、根底から引っ繰り返すというのは、ありえなさ過ぎる事なのだろう。

それでも以蔵が側にいたら、もしかしたら数年後の龍馬を襲った暗殺の剣も、彼が防いでくれたかもとか、そんな事まで思わせてくれるって、ちょっと凄い。

最後に武市は「幕府は倒れる」と言うけれど、本当に数年で倒れてしまうことを観客の我々は知っている訳だから、その言葉を残して死んでいく姿がまた切ない。

でも天誅といえば、人を殺しても正当だなんて。

幕末って、それこそ身分も価値観も引っ繰り返る時代だから、題材として魅力的なのでしょうね。

映像の印象が目立つが、冒頭の海、狭いセットの中での殺陣、そしてラストの満作の花。圧巻でした。
やはり舞台の魅力はセットだ。

殺陣については、以蔵については大満足。
ただ新兵衛の強さがいまひとつ伝わらなかったし、何となく殺陣が軽い気がして。
薩摩の示現流というと「ちぇすとー」程度のイメージしか無いのだが、以蔵との対比で、もう少し重い感じでも良かったと思う。
一幕最後は千葉さんの殺陣が少し見られるが、骨太な印象で、あれだけなのがもったいない。
あ、千葉さんの見せ場が少ないのは、かなり不満かも(笑)

大阪まで見に行きたいなぁ。無理だけど(涙)

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コメント

花梨さん、こんばんは!
以蔵が竜馬の誘いを受けて、みっちゃんと幸せになっていたら・・・
と、私も思いました。
池田さんの竜馬、ほんとに魅力的でしたものね。
登場人物が多くて、一回の観劇では、
花梨さんご贔屓の千葉さんをきちんと見ることができず、
とっても残念でした。
やっぱりDVD化希望ですかね?

あ、前にコメントさせていただいた時、
上手くTBが出来ていなかったようなので(汗)、
改めてさせていただきました。

恭穂さん、こんばんは!
もう私、恭穂さんのブログに書かれてた「光溢れる場所へ」って言葉が、
本当に大好きで…。思い出したら泣けてきました。

私が観劇していた日は、撮影カメラが大量に入っていましたので、DVDになることを期待しています。

花梨さま
チケット全然取れなくて、「これだからジャニがらみはヤなんだよ」
とブーたれつつの観劇だったのですが、感激!(←オヤジか!?)
いや~、森田剛くんにも青木豪さんにもヤラレましたね。
激しくてピュアで切ない以蔵の生き様、見せていただきました。

>やはり舞台の魅力はセットだ。
全く同感です。
あのまんさくの花びらや数々のすばらしいセット、原田保さんの
美しい照明・・・これが舞台ですよね~。

スキップさん、こんばんは。
『IZO』の大阪行きたかったですよー。
大阪で追加になった場面があると聞き、もう地団駄踏んで悔しがりました。

『IZO』の映像多用はちょっと…と思いましたが、
それよりもラストの黄色の花等の美しさが、深く印象に残っています。
ラストの美しさは、阿修羅城以来のヒットかも。

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