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『ハムレット』 二回目

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ第五弾「ハムレット」
2007年12月9日(日) 銕仙会能楽研修所にて

本日も大盛況。前回の反省を踏まえ、開場5分前に着いたが、すでに開場しており30人くらいのお客さんが中に入っていた。
それでも段差のある所の正面席がゲット出来て、ホッ。
初めてりゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズに接した時に、こんな素晴らしい演劇があったのか!と以来熱烈にファンでありますが、どんどんお客さんが増えており、本当に嬉しい限りです。東京三日間なのがもったいないです。

芝居については、やはり7日より150%くらい内容が濃く感じた。

ハムレットは河内大和さん。ここの所、出演してると目を引く芝居をする。
ハムレットは終始舞台に座りっぱなし。
オフィーリアとの対峙も、ボローニアス殺害も、最後の決闘も座ってます。
初見ではその意図が判りにくかったのですが、二度目の観劇で「ハムレットは孤独の中、戦い続けたのか」と思った。

 

芝居全体はやはりハムレットVSクローディアスの色が強い。
クローディアスは権力を手にし、ありとあらゆる謀略でハムレットを陥れようとする。
対するハムレットはたった一人の戦い。孤独の中、復讐の成就を祈る。

クローディアスの周囲にいる登場人物は、その謀略の為の道具に過ぎず、逆にハムレットの側にいるホレイショーが、正常な感覚の人間に見える。
河内さん、谷田さんと濃い芝居をするから、その中にすっきりした南さんの佇まいは効果的。南さん、ちょっと今回で注目。

予想以上に谷田さんのクローディアスが良かった!何といってもハムレットの河内さんとの台詞の応酬が最高にぞくぞくした。

音楽は横山道子さんのピアノと、鶴澤淺造さんの浄瑠璃。
洋楽と邦楽の共演はミスマッチを感じることもあるが、今回は見事に融合していた。
旅芸人の場面を浄瑠璃というのは凄いアイデア。(ただやや長かった。)
特に決闘の場面の語りは、舞台の役者さんの動き、演出との効果が最大限に発揮され、鳥肌ものの格好良さだった。

それにしても横山道子さん良いな~。彼女が妹だったら、ミュージカルのチケットや、好きな音楽のCDとかいっぱい買ってあげたいよ。

最後に、芝居そのものは2時間ノンストップでも飽きることは無いのだけど、桟敷で休憩もなしの2時間はやはり辛いです。
新潟のりゅーとぴあでの上演を前提にしているとはいえ、東京のあの客席環境では休憩を挟んで欲しかった…。

作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 松岡和子
構成・演出 栗田芳宏
作曲演奏 鶴澤淺造、横山道子
人形振り監修 田巻明恒
衣裳デザイン 時広真吾(リリック)

演奏
鶴澤淺造・浄瑠璃(弾語り)
横山道子・ピアノ演奏

出演
河内大和、谷田 歩、山賀晴代、町屋美咲
中井出 健、荒井和真、南 拓哉、村上洋康、栗田芳宏
永宝千晶、大山 真絵子、名和 和嘉子、磯野知世

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