2007 レ・ミゼラブル 8/5 マチネ 2
ネットワーク繋がらない事件にもメゲず感想。
アンサンブルといえば、台風の中の15日ソワレ。阿部ジャベールがバリケードで銃を取った時、その銃を足で素早く押さえつけた学生、すばらしい!と書きましたが、あのポジションはプルベールで良いのかな?後ろで押さえつけるのが、クールフェラック&レーグル、ですよね。
別所バルジャンにハマってから、観劇回数は格段に増えたけど、ずーっとべっしーしか見てなかったから(苦笑)アンサンブルに疎い。今期は初日から港さんにハマったので、以前よりは学生達を見るようになりました。
でも工場やベガーズは後ろの席だと、判らないですね。ベガー→ひもへの変身も、野島くん(べっしーの事務所の後輩なので、ついつい"くん"付け)のブログ読んではじめて知りました。
恵みの雨
囁くように歌っても、響く二人。エポニーヌの死でようやく顔を上げる藤岡マリウス。
今日はがっくりと崩れ落ちるマリウスの肩に、サカケンアンジョラスが男らしく肩に手を置いてました。
(31日の東山アンジョの伸ばした手を、軽く拒絶した藤岡マリウスが気になる…。)
彼を帰して
別所さんはほとんど動かず、派手に歌い上げることもせず、切々と歌うのだけど、「死ぬなら私を」で大きく手を広げる。神、というより運命に、自分の身を捧げるように思える。
対決
バリケードでも地下道でも、禅ジャベールのアプローチは、今さんと全然違う。禅さんはまだ見る機会があるので、その辺り次はじっくり見たい。
別バルは、ゆっくり振り向き、ちょっと間を置いてから、軽く禅ジャベに頷いていた。
今さんの時は、もっと深く頷いた気が。(記憶曖昧)
藤岡マリウス
彼の歌う「カフェ・ソング」が好きだ。05年時から声が響いて、歌の上手いマリウスだったが、あの頃とは観客に訴えかける力が全然違うと思う。
特に病院でのバルジャンとのやり取りなど、マリウスの葛藤が伝わる。
私のこれは好みなのだが、青年っぽいマリウスが好きなので、今期の大人っぽくなった藤岡くんは非常に好き。
エピローグ
今期後半から別所バルジャンの、ファンティーヌを見る表情がより深くなっている気がする。
31日は特にシルビアファンテが聖母のような表情で、べっしーが愛情を込めた目で見たので涙腺決壊。
この日の山崎ファンテとも、深い表情で良かったです。
山崎さん、初見ではかなり厳しい見方をしてしまいましたが、病院・エピローグと、随分良くなってました。次に山崎さんを見るのは、前方席なので期待します!
コゼットとの別れは、通常×1.5倍の嘆き方。
その後の全ての苦しみが解き放たれた姿が、とてもすっきりしているだけに、今日も感動的なラストでした。
勝手に別所バルジャンSP公演も、あと3回。博多も行くけど、さすがに博多では何度も見られないので、観客の私も一回、一回を大切に観劇したいです。
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