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Tommy 二日目観劇

翻訳もののミュージカルで重要なことは、客よりも誰よりも、演出家がその作品を愛していることで。
という一文を大絶賛のミュージカル『BKLYN~ブルックリン』の感想のときに書いたが、『Tommy』にも全く同じことがいえる。
今年は1月に『スウィーニー・トッド』、2月に『BKLYN』、3月に『Tommy』と、演出家が自信持って送り出している、翻訳ミュージカルを毎月見ることが出来る。観劇ファンとしては、とても幸せだ。

まだ開幕したばかりの『Tommy』、演出がもの凄いことになっています。いのうえさんの演出大好きな私は、もう大喜び!
本当にどうしてこんな演出が思いつくのでしょう?吉原御免状の時も、廻り舞台の使い方の上手さに、どういう頭してるんじゃ!いのうえさんは?と思いましたが、今回はエレクトリックパレード、音と色彩の洪水です。
特に一幕最後の「Pinball Wizard」!きゃーきゃー叫びそうになりました!
幸い席がとても前だったので、色んなものが降り注いできて、楽しかった♪ただ次回も前なんですよ。GS辺りでもう一回みたいなぁ。

と、ここまでは誉め誉めの感想ですが、好評価を台無しするような決定的な難点が。
「歌詞が全く聞き取れない」

『スウィーニー・トッド』も歌詞が聞き取れないと言われてましたが、私は芝居を楽しむのに特に支障は無かったです。
『Tommy』については、ありえない程、歌詞が判りません。本当に何歌っているのか、全然判りません。
一番聞き取れたのが、アーニー叔父さんのときの右近さん。右近さんは、この舞台でかなり見直しました。
そもそも『Tommy』はストーリー展開を楽しむ類の芝居ではない(映画版は私には「?」の連続でした)ですが、それにしても音響酷すぎ。アンケートにも書いて帰りましたが、早急に何とかして欲しいです。

演出、装置、衣装等、スタッフ面は最高ですが、そこにまだ出演者がついていけない?印象。
この辺りは公演が進めば、解消されていくとは思うが、もう少し役者陣にパワーが欲しいところ。(アッキー含めて。)

それにしても客席の寂しさに、劇場入って驚きました。価格設定が悪すぎです。安い席で9000円って。
東宝のメインの演目である、『レ・ミゼラブル』『エリザベート』の昨年の日生公演と同じ価格設定って、ちょっと強気すぎでしょう(呆)

新感線ファンでも、歌舞伎・オボンチは好きだが、ロック系はパスする人も多いし、朧でお金使い果たした後だし、新感線の役者陣もほとんど出てないし。
ミュージカルファン的にも、東宝系常連キャストは不在だし。
まぁ客の立場からすると、見て一回か、パスする人は多いだろうなぁ、と思います。
まして『Tommy』自体が、一般受けする内容ではないし。

役者陣で気になったのが、今回舞台全体を引っ張れる、ベテランが不在なこと。
ローリーさん、右近さんは、素晴らしかったが、飛び道具的な良さ。
主役が若いし、役柄的に全体を引っ張れないから、最初から最後まで出ずっぱりの父・母役はもっと舞台馴れしたベテランの人の方が良かったかも。いや、パクさんはかなり良かったのですが。高岡さんは、ちょっと実力不足で気の毒。
例えば石井さんの父(ロック唄えるし)&シルビアさんの母とか。そうなると東宝ミュー好きの食指ももう少し動いたかも。(何度も言うが、パクさんは良かったですよ。)

3/13ソワレでは、舞台にアクシデントが有り、休憩が30分押すアクシデント。休憩の間中、緞帳が閉まってました。(初日は緞帳は開いていたとのこと。)
別にアクシデントは仕方が無いのですが、カーテンコールで出演者からコメントが欲しかったな。朧の森の1/3に、キンタの歌が止まってしまったというアクシデントがあった時も、カーテンコールで染五郎さんからお詫びコメントがあったし。
それとカーテンコールでバンドの人達が出てきたら、ちゃんと紹介してあげてください。この辺りの仕切りも、ベテラン不在を感じる。

意欲的すぎ、演出家頑張りすぎとも言える舞台だけど、 そこも含めて非常に興味深かった舞台です。次回観劇が楽しみ!

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芝居・ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

コメントは、お久し振りになってしまいました。
(^^;
実は今日、観ます♪
(^^)v

昔々に映画で見たのですが、どうにもピンとこなくって
“コレを舞台でって、一体……”と思っていたんです。
でも!
聞こえてくる評判は、期待できそうな♪
花梨さんの一文にも納得!

>翻訳もののミュージカルで重要なことは、客よりも誰よりも、演出家がその作品を愛していることで。

いのうえさんが、この作品を愛して止まないことは確実!
楽しみです♪
(*^^*)

レポ読ませていただきましたーー☆
花梨さん、ブログにコメント&TBありがとうございます☆ブログにもレスしたので、是非ご覧くださいませ(*・∀・)ノ゚・。+★
TOMMYの音響、少しは改善してくれているでしょうかね~??
それにしてもいのうえさんは演出が斬新ですよね!!からくりがありすぎて見抜けません!!

アクシデントには一言ほしいですよねぇ∩(+`ω´+)∩30分もおしてそれはないです~>_<

石井さんの父&シルビアさんの母に一票です☆BKLYNの組み合わせですね+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+BKLYNを観たばかりなので、余計に二人のパワフルな感じがしっくりきました!!

TBしておきますね♪♪

コメント返し遅くなってごめんなさい!

midoriさま
もうご覧になったのですよね。感想がブログにupされるのを
楽しみにしています。(プレッシャー?)
賛否両論な舞台と思いますが、いのうえさんの気概は凄く感じられました!

mari さま
こんばんは。場内放送ではアクシデントのお詫びはありましたが、
カーテンコールで一言あったら、嬉しいかな、と。
トミー父はあの記事を書いたあと、橋本さとしで見たかったな!と。
さとしさん出るなら、新感線ファン、小劇場ファンにもアピールしたと思います。

3/21に観てきました。早速感想をアップしたのでTBさせていただきましたm(_ _)m
音響はだいぶ改善されてきたようですね。歌詞がかなりききとれたのでよかったです。とにかくロックライブのノリで観ると割り切ったので楽しめました。(^O^)/
帰宅してあらためて調べると今回の公演はキョードー東京主催でした。よくライブとかの興行をやっているところですよね。だったらまさにロックライブだったんだと納得。強気の価格設定もさもありなんと思ってしまいました。
ミュージカルとして観ると期待はずれになるでしょう。とにかくロックライブという感覚で楽しむ分には一見の価値のある舞台だと思いました。

ぴかちゅうさん、こんばんは。
歌詞が聞き取れるようになったのは何よりです。
幾らロックとはいえ、歌詞の9割が判らなかったら、日本語で上演する意味ありませんし。
(聞き取れなくてOKならば、歌詞カード配って、英語で上演すれば?と思います。)

私は今回の『Tommy』好きです。それだからこそ、音響の問題とか、価格の問題とか、苦言を呈したくなるのですよね…。

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