リンク

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 蓮絲恋慕曼荼羅 | トップページ | もうすぐ『マクベス07』 »

流山児★事務所「リターン The Return」

流山児★事務所「リターン The Return」

原作:レグ・クリップ
演出:流山児祥
出演:千葉哲也/大路恵美/阿川竜一/北村魚/塩野谷正幸
Space早稲田 (東京都)

オーストラリア演劇の小劇場作品、最終電車である地下鉄の車両に乗り合わせた
5人のスピーディーな話で、1時間35分。

対面式の舞台、客席は両方。真ん中に電車の社内。左右に出入り口。
無駄のない空間での、台詞の応酬。

途中、見ていて、何か圧倒的な力に、押しつぶされそうになった。

底辺にいる人間の、あがいても這い上がれないどう仕様もなさ、
今の日本の格差社会にも繋がり、見ていて辛い。
だが、どんな人にも真実があり、その真実がこの戯曲の最後のどんでん返しに繋がる。

おもしろかった。ドラマチック・オーストラリア参加作品といえば、
昨年『花嫁付き添い人の秘密』を観劇したが、戯曲が悪いのか、演出が悪いのか、かなりいまいちでしたが、
こちらのオーストラリア戯曲は、素晴らしかったです。

流山児★事務所、見に行ったの高校生以来かも。
何度か行きたい演目があってチェックしてたのだけど、日程が合わなくて見送っていた。
次の真夏の夜の夢も行きたいのだが、多分旅行中かも…。残念。

それにしても、脚本の展開と、どんでん返しには驚いた。
大路さんのリサが、絡まれても、電車を降りなかった辺りで、何かあるな?とは思ったが、その後も驚きの連続。
結局千葉さん演じるスティーブに、一生抱え込むべき真実があり…。

作家が溺愛していた、ゲイの弟。この物語には直接は出てこないけど。
きっと優しくて、真面目な青年だったのだろう。
作家には、弟がゲイであることは理解出来ても、スティーブのような、社会の最下層にいる人間と関っていたのは、きっと理解出来なかったのだろう。

1時間35分の芝居だったけど、今だに自分のエネルギーを吸いとられた感じです。

« 蓮絲恋慕曼荼羅 | トップページ | もうすぐ『マクベス07』 »

芝居・一般」カテゴリの記事

コメント

堪能して頂いたようでよかったです。
私は結局4回観劇してしまい、いまだに登場人物のことを、いろいろ考えてしまって、
まるで実在する人物のように、私の中ではなってしまいました。
それだけ演じた皆さんに存在感があり、またあの空間ですべてを浴びた感じがしています。

水記さん、こんばんは。
4回とは凄い!私はもう1回で、全身の力を舞台に吸い取られた感じで、
ふらふらしながら帰りました。

でもホントにあの人たちは、あの後どうしたんでしょうね。
特にリサが気になる…。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/193925/5794095

この記事へのトラックバック一覧です: 流山児★事務所「リターン The Return」 :

« 蓮絲恋慕曼荼羅 | トップページ | もうすぐ『マクベス07』 »