リンク

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« ゲキ×シネ情報  | トップページ | 『BKLYN~ブルックリン』 »

ゲキ×シネ『髑髏城の七人~アカドクロ』

新宿バルト9はとにかく音が素晴らしく良い!岡崎さんの素晴らしい音楽が、更にパワーアップして聞けます。
それにしても自分でも呆れるくらい、この芝居が好き。毎日のように厚生年金に通った、イカれた日々を思い出す。
過去散々語りつくした感もありますが、また語ってしまうアカドクロ
旧ブログを読み返したら、アオの感想で「中途半端な歌舞伎風の演出は萎える」と散々書いていた。ははは、朧の森で見事格好良い歌舞伎演出をやられてましまったよ。激しく謝罪したいです。

しかし映像が新国立バージョンなのは、何といっても惜しい!
後半の厚生年金バージョンで追加された、蘭の花の演出が映像化されていないのは、本当にもったいない。
DVDの特典には入っているので、クレジット出る時にでも流してくれないかな。大楽のカテコの映像も流して欲しいな。そしてシメは、蘭の花有りバージョンのラストシーンで。

以下、激しいネタバレがありますので、真っ白の状態で見たい方は絶対読まないでください。
出来れば『髑髏城の七人』をはじめて見るという方は、ストーリーを知らない方が絶対楽しめますので、読まないでください。

オープニング。
アカ唯一の不満は本能寺からはじまらない所かな(笑)。でもアオの本能寺映像はちょっと萎えました。
そして今回もタイトルが出る所でもう涙が(アホだ、自分)。
テーマ曲が盛り上がり、振り落としの幕に浮かび上がる「髑髏城の七人」の文字。その前で見得を切る古田。
ゆっくりと赤い色に染まる幕、「三途の川に捨之介」と書かれた傘を客席に向け、舞台の奥に歩いていく古田。
あああ、なんて格好良いオープニングなんでしょう。

アカは確かに歌は無いのだけど、音楽と芝居が絶妙に組み合わさっているのだ。ここが観ていて気持ちよい。

アカがおもしろいのって、キャスト間のバランスの良さに尽きると思う。
古田さんがDVDの特典インタビューだったかな?で言ってたりだけど、兵庫にじゅんさんがいるから、そっちは全部じゅんさんお任せで、自分は沙霧・蘭兵衛との関係に集中出来たと言っていたが、捨之介と蘭兵衛二人の場面、そこに深みが感じられる。語らずとも、二人の間に重い過去が感じられる。

だから一幕が終わったとき、お客さんも沙霧状態で、「捨之介と蘭兵衛と天魔王ってどんな関係よ?正体は何者???」と思って二幕が迎えられるんだな。
ちなみに狸穴二郎衛門は、比較的早い段階に予想がつくので、より一層三人の正体に興味が沸く。

水野蘭はストイックで綺麗。ギリギリの所で精神を張り詰めて生きているように見える。だからこそ天魔王に篭絡され、一気に崩れる場面が切ない。
捨之介との精神的な結びつきも断ち切り、捨之介を斬る場面が、一番美しいと思う。

アカをみた人と話していたのだが、坂井真紀の極楽太夫がまた良い。お世辞にも上手いとはいえないのだが、兵庫とのナイス・カップルがたまりませんし、チャーミングで可愛い。いちいち泣ける。
私の二大泣きポイントは、いずれも兵庫&極楽の場面。

1.無界屋惨殺場面。子分を皆殺しにされ、嘆く兵庫をひっぱたく極楽。ようやく立ち直った兵庫に、がっと抱きつく場面。
2.蘭兵衛との対決場面。ここは大楽が凄くてねぇ…。水野蘭の「来い、太夫!」が血の叫びで、兵庫の「もういい!」のあと、坂井極楽がずっと後ろ向いて泣いてて、じゅんさんが落ち着かせてて、ようやく次の台詞が言えた感じで。
あ、じゅんさんがりんどう呼び連発で、しっかり最後に「銀、三枚~♪」と言われてた日もあったな。

もちろん古田さん、じゅんさんはじめ、男優さんがみな上手くて、しっかり舞台を支えてくれてたのだけど、私はどうにもアカは女優さん三人が大好きだ。
一幕の「太夫聞いてくれ」の場面とか、坂井極楽と佐藤沙霧が踊りだしたりして、水野蘭が困り果てたり…。

と言いつつも、やはり古田捨之介が格好良いよな~。若い頃に演じたスーパーマンな捨之介も、文句なしに格好良いのだが、私はアカの、人生色々あったけど、それをサラって流して笑う、親父なアカの捨之介が好き。周りのみなが大好きで、誰も死んで欲しくない捨之介が、お腹出てても一番格好良くて好き。
捨之介を慕う沙霧が可愛いんだろうな…。また佐藤沙霧が、捨之介のこと大好きなんだよね。

昔のブログで散々書きまくったアカドクロの感想だが、結局またうっとおしいまでに熱く語ってしまった。でもやはり私はこの芝居、無茶苦茶好きだ!

« ゲキ×シネ情報  | トップページ | 『BKLYN~ブルックリン』 »

芝居・新感線関連」カテゴリの記事

コメント

花梨様、まいど!
>この芝居、無茶苦茶好きだ!
私も!!!
>お腹出てるのに
本当に!!!
映像で観ると魅力が消えるかと思って、3年前は行かなかったんですが、
今回は…抑えきれずに行っちゃったぁ。
脇キャラは狸穴二郎衛門にツボを刺激されます。いいぞWAHAHA!

かしまし娘さん、こんばんは。
もうもうもうアカアカアカー!ですよねっっっ!
狸穴二郎衛門、私も好きです。この役かなり難しいと思います。
アオ版の狸穴二郎衛門がいまいちだったので(謝)、余計に思いました。

こんにちは。
私も「アカ」のオープニングはすっごくかっこいいと思います(*^^*)
花梨さんの感想読んでたらやっぱりアカのゲキシネ見たかったな~と思っていたら、延長決定!
しかもちょうど有休取れたので、早速チケット取ってきました~楽しみです♪

yopikoさん、おはようございます。
今日朧帰りに濃い新感線ファンと語っていたのですが、
オープニングで演出的に一番格好良いのは、2000年阿修羅、
魂もってかれるのは、アカだよね、と。
私ももう一回ゲキシネみたいな~。感想楽しみにしています。

花梨様、まいど!
「狸穴二郎衛門」me tooどぅえ~す。

かしまし娘さま、こんばんは。
私、アオには結構辛口です(苦笑)。
まずいつものいのうえさんの演出のように、明確なコンセプトが感じられなかったのですよ。
あとアカの七人に比べると、七人の絆が薄すぎて…。
まぁ自分がアカが好きすぎるのかとしれませんね。

ゲキ×シネ「アオドクロ」は3/1に観てくるので、まず手持ちの97バージョンDVDと「アカドクロ」を一回ずつ観ての感想をTBさせていただきましたm(_ _)m
「アカアカアカ」モードの盛り上がりの中にごめんなさい(^^ゞついついビジュアル的に嫌いな髪型で壁が高くなってまして、97バージョンの古田さんの方に軍配上げてます。
劇団☆新感線の次の舞台は「TOMMY」を観る予定です。

ぴかちゅうさん、こんばんは。
新感線に興味を持った友人に、まず見せるのは97年度版の髑髏城です。
おもしろいし、判り易い格好良さだと思うので。

97年度版の髑髏城を見た時に、脚本が凄く良かったので、
「もっと捨・蘭・沙霧の関係を煮詰めれば良いのに」と思いました。
そこをアカで具現化してくれたのが、何よりツボでした。

それと古田さんが40歳くらいの年齢になった時に、どういう捨を造ってるかも以前から見たかったのです。

花梨さんのコメント見て、「阿修羅2000」のオープニングって・・・?と思ってDVD見たんですが・・・DVDではDVD用のタイトルバックになっていてオープニングが映ってませんでした~(ToT)
阿修羅2003から観始めたので、生で観てないのです。あぁ、花梨さんにああ言わしめるオープニング観たかったですっ!
新感線DVDには、オープニングは絶対入れないとですよね。SHIROHも微妙にタイトルかぶせてあって「邪魔!」と思った覚えが(^-^;朧のオープニングは完全にあのまま収録して欲しいなあ・・・。

yopikoさん、こんばんは。
阿修羅2000、基本的にはオープニングは2003と演出一緒です。
映像がちょっと違うくらいで。

でも2000の江波美惨と、古田邪空の佇まいが好きだったのと、
なんか印象として2000のオープニングの方が、格好良かったのですよね…。

友人は古田邪空の「阿修羅とは何だ」の台詞の差だと言ってましたが。
伊原邪空も大好きですが、オープニングと死ぬ場面は、古田邪空に軍配を上げます。(「男を断つ」の場面は伊原邪空の方がすき。)

花梨様、まいど!
突然反応してすんまっせん。
>オープニングと死ぬ場面は、古田邪空に軍配を上げます。(「男を断つ」の場面は伊原邪空の方がすき。)
お…同じですうぅぅ。


かしまし娘さま!うわー、何か凄い気が合いますね!

古田邪空が死ぬ所、というか阿修羅城での再登場~出門との戦い含めての
一連の流れが大好きだったのですよ。
それと何といっても江波美惨!古田邪空の遺体を胸に抱いて、セリ下がっていく姿は、ピエタのようでした。
この場面は絶対2000年!

そしてこの後のすっぽんを階段に見立てた、出門の殺陣!
なんでこの場面2003年には無いの!と今でも憤慨してます(苦笑)

こんばんは。お邪魔します。

今月、ゲキシネのアカ→アオ→DVD97年版、の順で「髑髏城の七人」を見ました。
全部見て、私もアカドクロ&アカの古田捨之介が一番好きだー!と思ったのですが、

>私はアカの、人生色々あったけど、それをサラって流して笑う、親父なアカの捨之介が好き。周りのみなが大好きで、誰も死んで欲しくない捨之介が、お腹出てても一番格好良くて好き。


花梨さんのこの感想を読んで、その理由が腑に落ちました。

アカの役者さんたちの演技は、「昔は色々あったけど…」という「色々」の部分と
それぞれの役の関係性がすごく深く感じられて、
見れば見るほどみんな好きになります。

リンクされている昔の記事も興味深く読ませていただきました。
読めば読むほど、生で観てみたかったなあと心底思います。

みずたましまうまさま、はじめまして!
私のつたない感想にコメント頂き、とありがとうございます(謝)

古田さん、ちょーーーーー格好良いですよね。
アカはDVD収録が、比較的早い時期なのですよ。
公演後半の方が、水野蘭も坂井極楽も、もっともっと良くなっていたのですよー。

DVDの大楽で泣いちゃった女優さん三人が可愛いのですよ。生で見て、もらい泣きしました。
おかげでアカ熱が復活しそうです。

こんばんは。

アカドクロDVDの隠しボタン、実は存在を知らなかったんです(汗)
ちょっともらい泣きしました。
教えていただいてありがとうございました。

もっと良かったといわれる公演後半、特典映像の演出変更部分を
頭の中でつなげて見てましたけど、完全な形で見てみたかったなあ…
映像に残ってないのが惜しいですよね。残念。

みずたましまうまさま、再度コメントありがとうございます!
隠しボタンはアオにもありますよー。
ただアカの隠しボタンは、素敵ですよね。

アカはびわ湖→新国立→大阪厚生年金→東京厚生年金と上演したのですが、DVD収録は新国立で蘭の花は大阪からなのです。もったいない…。

阿修羅城2003も、収録が東京で、その後大阪公演で演出変更箇所があり、やはりもったいない…なのです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/193925/5413444

この記事へのトラックバック一覧です: ゲキ×シネ『髑髏城の七人~アカドクロ』:

» ゲキ×シネ 髑髏城の七人〜アカドクロ [バリバリかしまし娘〜まいど!]
銀幕で古田新太! [続きを読む]

» 07/02/24 「アカドクロ」VS「髑髏城の七人」97バージョン [ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記]
{/v/} 「髑髏城の七人」は1990年初演、1997年再演、2004年アカドクロ版、アオドクロ版と7年ごとに上演を繰り返してきた劇団☆新感線の人気作品。作・中島かずき、演出・いのうえひでのり。 「SHIROH」のDVDを買う時に送料を無料にするために合わせて買った1997年再演版のDVDを持ってはいた(DVDで「ドクロBOX」が出る位の作品なので全く知らないのはいけないと思いつつ、一番安かったバージョンにした)... [続きを読む]

» ゲキ×シネ『髑髏城の七人~アカドクロ』 [The only chance in my life]
2007/2/28-12:30上映 新宿バルト9 大好きなアカドクロ、前のゲキシネは行かなかったんです・・・DVDで見られるし、と思ってたので。でも『SHIROH』をゲキシネで見て、「やっぱり大画面・大音量の威力ってすごい!」と思ったわけです。でも、今回も実は他のチケットとか、日程的にとか考えて、スルーしてました。メタマクすら見てない・・・でもあちこちでの評判を見て「やっぱ観たい!」(いつもこればっか・・・学習しないと~>自分)と思ってたところに、延長上映決定、私自身もちょうど平日に休暇を取る... [続きを読む]

« ゲキ×シネ情報  | トップページ | 『BKLYN~ブルックリン』 »