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2006年10月の17件の記事

獅童流森の石松 新橋演舞場

全然期待しないで行きました。脇役が良い役者さんが揃っていて、興味はありましたが、やはり食指は動かず。結局橋本じゅんさんのファンの「行こう」という強引な誘いで、観劇したい次第です。(私もじゅんさん好きだけどさぁ…。)
それが意外におもしろかったのですよね。普通にまとまった良いお芝居でした。

獅童流森の石松 詳細なストーリーは公式サイトへ

二重構造になっています。獅童さん(演出家の石井&森の石松)とじゅんさん(脚本家の松田&松五郎)のみは、現代版も過去版でも同じ人間です。

一幕の約三分の二が現代版。演出家の石井と脚本家の松田のコンビで、はじめて大きな劇場で芝居をかける。
この現代版の部分がいまひとつおもしろみがなく、「つまんないじゃないか」と来たことを、やや後悔しておりました。

獅童さんの役は芝居が上手くいかない演出家。そのイライラを周囲にぶつけるのだけど、声もかなり枯れていたし、台詞が一本調子でただ怒鳴るだけで、いただけず。
頼みのじゅんさんも病弱な役所なので、役上ハジけられない。笹野さんと日出子さんがさすがの貫禄で舞台をもたす。こんな具合の芝居が終演まで続くのかと、ちょっとうんざりしていた。

でもいよいよ石井と松田が過去に飛ばされた辺りから、俄然おもしろくなってきました。

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池袋で芝居を見た時に思ったこと

芝居を観に行くとちらしをたくさん貰う。全部に目は通し、興味のあるものと無いものに分類。
金銭的、時間的にも全部見られるわけは無いけれど、見たいなと興味がそそられたものはなるべく見るべく頑張る。

何でかと言うと、昔やはりちょっと見たいと思ってた芝居に、今ハマってたりして、「あの時から見ていれば!」と後悔することが多いからだ。幸い今の自分はそこそこ本数見られる稼ぎもあるし(問題は体力になってきた)、芝居がある!と思うと風邪ひかないで頑張ろうとか思えるし、暫くはこんな生活を続けよう。

最近最大の後悔は「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 冬物語」を見なかったこと。全然知らなかったら諦めもつくのだが、どこかでちらしを貰い、「これ見よう」と机の上に置いていたのだ!
何で見られなかったかというと、自分の博多座歌舞伎遠征にバッチリ日程が被っていたからだ。もう少し早く谷田さんの芝居が見たかったなぁ。今でも大後悔。

今日池袋で芝居をみたあと、近くのラーメン屋へ行ったが、ハズレでがっかり。帰宅してネットで見たら、もう一軒候補にしていたラーメン屋の方が評判が良く、さらにがっかり。まぁこんなこともあるな。

べっしー@j-wave 10/19

今日は「さわやかな声のおじさん」発言で、他の放送内容がすべて飛びました(笑)
いや〜子供には勝てません。(要は親子で着ているリスナーからのメールです。)

あ、宮中言葉と黒はんぺんは少しだけ覚えています!

どうでも良い話ですが、次に行く芝居、手帳には下北沢と書いてあり、帰りに寄る下北沢のラーメン屋までチェックしてたのに、チケット見たら池袋の劇場だった…。
週末にたまっている観劇記を書く予定です。

Order Mania TV 本日深夜も放送!

何気にネット見てて気が付いた!金曜深夜の筈のOrder Mania本日深夜にも放送!
Order Mania TV 10月18日(水) 27:15〜 テレビ東京

本日の『J-WAVE GOOD MORNING TOKYO』
私が聞き始める時間は、大体MORNING SESSION。今日のゲストは大沢たかおさん。次の映画の役柄にちなんで、別所さんから「王子様」連呼。そこで大沢さん「別所さんだって、ロスでお茶とかしてそうじゃないですか!」
二人で海外旅行(大沢さんのパリコレから戻って来る途中に、有り金使い果たした話は凄いおもしろかった。)や、アフリカトークで盛り上がってました。

この日べっしーがセロリ大好き発言。セロリ、余り好きじゃないんだな〜私。特にべっしーお勧めの卵と刻んだセロリをパンに挟むは、絶対食べられません。
前の日のゲスト、玉村豊男さんのワイナリーは、とてもとてもおいしそうなんだが。

ところでカテゴリ増やしました。過去記事は少しづつ動かします。

ジャジカル カクテル ライブショー 2

ちょっと間があいてしまいましたが、ジャジカル カクテル ライブショーの続きです。
ジャジカル カクテル ライブショー、感想1はこちらです。

この日のカズさんの服装は、グレーっぽい三つ揃いのスーツ漣素敵でしたよ。ポケットチーフは緑色。カクテルに合わせたのかな?と思ったら、やはりそういう意図でした。
でも高泉さん曰く「今時ポケットチーフ…」。

MCで高泉さんに「私より喋る人ははじめて」と言われてましたが、SCのアフタートークでも同じことを言われてたカズさん。どこでも喋りは最強?
でも高泉さんの毒舌。突っ込みトークは凄い。石井さんはそれら全てをちゃんと受け止める。さすがです。(高泉さん、でも名前は間違えないでね。)

石井さんの歌った曲は、ちょっと1、2部ごちゃごちゃなのですが、覚えている範囲で、高泉さんのリクエストでほぼ3rd CDより。
「I Wish」は1部、2部ともだったかな?「In the Scent of Love」も歌われました。
1部はあと何といっても「Bring him home」!
これはちょっと鳥肌ものの素晴らしい歌でした。聞けなかった人、本気でもったいないです。お洒落なバーが砦に、素のカズさんがバルジャンに見えました。私は自然に涙が出ました。
歌い終わったあと、バンドの方々も大拍手!

2部は「I Wish」の他に、QUEEN好きのカズさんの為に、高泉さんがリクエストした「愛という名の欲望」。でもカズさんは余りこの曲は好きではないそうです嶺
他にもジャズの曲等ありましたが、私にはタイトルが全く判りません。済みません。

ライブで歌っている石井さんは素敵だなぁ…。(でも一番はロックを歌っている時です。)2部は時間を気にされたのか、ちょっと駆け足でした。(終演は11時15分くらい?でした。)

石井さんはすでにNY。暫くライブも無いし、ReMuTVを見て、楽しむとします。(カズさんの日記、凄いおかしくて大好き。買い付けって、貴方の職業は何ですか?)

新大久保の夜を満喫

本日は新大久保のグローブ座で、G2演出『ジェイルブレーカーズ』を観て来ました。
いや〜おもしろかった。最近見たG2作品では、今回がダントツに出来が良いし、G2さんっぽいなぁと思える芝居でした。

松岡昌宏くん、実は全然期待してなかったのですよ。数年前の『スサノオ』の彼の演技が、私はどうしても受け付けなかったので。でも今回は良かった!
あ、今日は古田新太さんが観に来てました!カーテンコールで舞台の上の役者さん達が、やけに一階後方にアピールしてたので、振り返ってたお客さんも多くそこにはノリノリで立って拍手している古田さん。目だってましたよ。

帰宅がかなり遅くなったので、詳しい感想は後日。少しづつ他の芝居も含め、アップしていきます。

??????jpg何で遅くなったかと言うと、新大久保でタイ料理食べてました。
新感線の作曲家として有名な、岡崎司さんがHPでお勧めしていた『パイリン』というお店です。左の写真はお店の入り口です。おいしくて、リーズナブルで、絶対お勧めです。また行きたい!
空心菜とエビのサラダとか、スープとか実においしかったのですが、おいしすぎて写真を取るのを忘れました。慌てて最後にチキンとデザートとカクテルを撮影。デザートの器が可愛いのですが、この写真ではいまいち判らないな〜。

??????1.jpg ??????2.jpg


『獅童流 森の石松』 簡易感想

今月の新橋演舞場は、中村獅童くんの『獅童流 森の石松』
余り期待しないで行ったら、意外に(!失礼)もおもしろかったです。

脇役が上手いから舞台がしまりますね。私的には吉田日出子さんの歌と、笹野さんのペットが超ツボ!マドンナとバクマツじゃないか!
大漁旗と幕とか、幕間に時代劇ヒットメロディー並べたりとか、小ネタもくすぐられました。

そしてじゅんさんはやはり上手い!詳細な感想はまた改めて…。

酒解禁!ジャジカル カクテル ライブショー 1

一週間以上も禁酒したのって、何年振りだろう。
13日の金曜日(でも大安だよ、と朝ラジオでべっしーは言った。)に、石井さんゲストのライブに行って来ました。

カクテル01ジャジカル カクテル ライブショー@JZ Bart
10月13日(金) 1ST: 19:30 2ND: 22:00
出演:高泉淳子(vo)有田純弘(g) 竹中俊二(g)クリス・シルバースタイン(b) 林 正樹(p) スペシャルゲスト: 石井一孝(vo)

写真はMint Julepではなく、キューバリブレとロングアイスティー。

場所はセルリアンタワーの2F。何回か2Fのコンビニやら、イタリアンレストラン「オリ」にランチに来たりしたことはあったが、その奥にジャズ・バーがあるとは全然知らなかったです。
料理もおいしかったし、落ち着いた良いお店でした。

最初にこのライブの趣旨を高泉さんからご説明。カクテルをひとつ選び、そのカクテルのイメージで、ミニ芝居を高泉さんとゲストが演じるというのがテーマ。その芝居と音楽との融合という感じでしょうか?

今回石井さんがライブのゲストというのは、12月の『アラカルト』絡みと思いますが、高泉さん、毎回ゲスト選びにかなり検討するようです。今回はロの付くミュージシャン(ローリーさんと途中で名前が出ました。)のご紹介。トルコ料理屋で、偶然を装って二人を引き合わせたそさうです。

今回のカクテルはミント・ジュレップ( Mint Julep )。コリンズグラスにミントの葉と砂糖を入れ、そこにバーボンウィスキーをとキクラッシュアイスを加えます。
私ももちろん飲みました。バーボンは苦手なのですが、ミントと合っておいしかったです。でもかなり強かった!一応病み上がりなので、ちょっとづづ私は飲みましたが、カズさんはごくごく飲んでました。

ミニ芝居はバーのカウンターを使い、待ち合わせた友人+ちょっと微妙なムード漂う男女まお話。JZ Bartのちょっと男前なバーテンさんも芝居に少し参加。
関係ありませんが、この時高泉さんの腕時計がよく見えまして、星型で可愛かったです。
私は携帯で時間見られない人で、常に外出時は腕時計をするので、どうしてもブレスレットタイプの可愛いものをしたくなる…。高泉さんも腕時計派かな?星型の可愛いデザインでした。
続く。

感想2、10/17にUPしました。

べっしー@j-wave 10/12

ラジオをつけた途端、べっしーの英語が飛び込んできて、朝からびっくりでした。
「ローマ国際映画祭]ののテレサ・カビナさんとの対談でした。

狂乱の2月

少し前から友達と「2月がとんでもないことになりそうだ。」と言ってたのですが、2月に観たい芝居が集中!
集中するだけならまだしも、私のプロフィールに書いている「好きな俳優撚」のうち、3人(タニー、カズ、ふるちん)の舞台が2月に集中。他にも二回以上は見たい芝居が。

来年の手帳がまだ無いので、スケジュールが書き込めない。
頭ごちゃごちゃで、このままではダブルブッキングしそう!なので自分用に整理します!

『朧の森に棲む鬼』
2007/2/3〜25 大阪松竹座

『song&dance ハムレット』
2007/2/3、2/4 THEATRE1010 
2007/2/10、2/11 兵庫県立文化センター
2007/2/13〜2/18 サンシャイン劇場

『地獄八景…浮世百景』
東京公演 2007/2/9〜18 世田谷パブリックシアター
大阪公演 2007/2/23〜25 シアターBRAVA!

『BKLYN(ブルックリン』
2007/2/18〜2/28 東京芸術劇場 中ホール

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
2007/2/15〜3/4 新宿FACE

まだ何か抜けている気が。『タイタニック』は1月にしたし。あ、蜷川さんの『ひばり』(シアターコクーン 2007/2/7〜2/28)も2月だ!

地獄八景はまぁ一回の予定だが、見事に谷田さんと被った。チケット取れたら朧の森の大阪遠征予定なので、大阪で見るかな。でも東京はポストトーク有だし、うーん、悩む。
ハムレットの楽観て、BKLYNの初日観るのも可能かも。

10月は観劇本数も絞ったので、稼がなきゃ!11月はまた多くなってしまった。トホホ。11月といえばtptの『黒蜥蜴』はホントに上演するのか?

べっしー@j-wave 10/11

『J-WAVE GOOD MORNING TOKYO』10月より別所さん璉になった。
なかなか毎日全部聞くことは出来ないけれど、会社に行っている限りは、8:20〜9:00(地下鉄内を除く)は聞かれるので、気になるトーク等あったら書いてみたいです。

この日のMORNING SESSIONのゲストは、料理研究家の山本益博さん。なかなか興味深い話をたくさんしてくれました。
特に野球好きには溜まらなかったのが、イチローの逸話でしょうか?道具を大切になるエピソード等、とても印象深かったです。

ちなみにこの日のべっしーは、赤パンだったそうです。

これはべっしーの番組なのか?

まだまだ禁酒中の日々で、ブログのタイトルとま逆の生活送ってます。週末までは、こんな調子でブログものんびりやってきます。

ネットを検索していたら、こんな番組を見つけました。

10月13日(金) 27:45〜28:45 テレビ東京  [新]Order Mania TV  司会:別所哲也

テレビ東京のサイトを見ても、まだ全然情報がありません。どんな番組なのでしょうか?
『J-WAVE GOOD MORNING TOKYO』といい、司会が多いな〜べっしー。

あと今月は日本映画専門チャンネルで、「ゴジラvsモスラ」 (べっしー出演♪)が放送されるから、忘れないようにしなきゃ!

谷田さんの次の舞台♪

とりあえずやや復活しました。ここ数年でこんなに寝込んだのは無い!4日もアルコールを口にしていないなんて、何年振りだ?
PCの前にいると気分が悪くなったので、コメント返しも遅くなってしまい済みません。とりあえずPCがさわれるくらいには復活です。
ダウンする前に『歌舞劇 田園に死す』を見ているのですが、記憶の彼方に…。

『オセロー』で、ほんっと素敵なムーア様璉(しつこいようだが、このブログのテンプレート名は「ムーア」です。)を演じた谷田歩さんの、次の舞台です。

劇団AUN第13回公演 『終わりよければすべてよし』
2006年11月8日(水)〜12日(日) 恵比寿エコー劇場
作:W.シェイクスピア
演出:吉田鋼太郎
出演:吉田鋼太郎・横田栄司ほか

続きを読む "谷田さんの次の舞台♪" »

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

ぴあから情報が消えた?と思ったら、本日のサンケイスポーツに載りました!しかも凄い写真付き!

SANSPO.COM http://www.sanspo.com/geino/top/gt200610/gt2006100601.html

↑なかなか刺激的な写真なので、クリックする方は背後に気をつけてください(笑)

何でこんな朝のはよからブログアップしているかと思うと、ようやく快方に向かった風邪が、何故か水曜の深夜から胃にきてしまい、本格的にダウン!今日は会社お休みさせて貰いました。トホホ。
でも出勤時間には目が覚めてしまい、お粥食べたので、すぐ寝ないで休憩中です。

朝のBGMはもちろん『J-WAVE GOOD MORNING TOKYO』。朝からべっしーの声が聞けるのが嬉しい日々です。

追記:山本くんの公式のトップも凄いことに…。眩暈が…。
とりあえず養生のため、寝ます。

今後のミュージカル

ここの所、今後のミュージカル情報が色々出ています。

『マリー・アントワネット』
2007/4/6〜5/30、帝国劇場

リターン公演が発表されましたね。キャストも一部変更。
オルレアン公…鈴木綜馬さん、フェルゼン…今拓哉さん(こっちのキャストの方が私的には好きかも)

『ミス・サイゴン』

少し前に出た情報ですが、期間は2008年7,8,9,10月だそうです。先過ぎて眩暈が。

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
2007/2/15〜3/4 新宿FACE
[劇作・脚本]ジョン・キャメロン・ミッチェル [作詞][作曲]スティーヴン・トラスク
[劇作・脚本][演出]鈴木勝秀 [翻訳]北丸雄二 [音楽]前嶋康明 [出演]山本耕史/他

ネットを検索してて、@ぴあで発見。三上版未見なのだけど、こちらもおもしろそう!

『オレステス』 その2 Bunkamuraシアターコクーン

本格的に風邪をひいた模様。日・月と自分でも呆れるくらいの睡眠時間です。

さて『オレステス』。以前蜷川さんの『オイディプス王』を見て、ちょっとコロスの使い方があざとすぎて私はダメだったのですが、この舞台のコロスの使い方は、シンプルで割と好きかも。2時間以上、休憩もなくぶっ続けなのだが、私は全く飽きることなく見てました。

今回の演出の話題はよくも悪くも、あの大量の雨だと思う。雨を降らせるという手法は良いと思う。今回の芝居にも合っていたと思う。暗い空気のたちこめる中、最後の神の登場で明るくなる、という。(パンフによると、冬のギリシャはかなり雨が多いようだし。)
ただ散々言われていることだが、雨でどうにも台詞が聞き取りにくくなる。台詞の面はまぁきっとここの台詞は聞き取れなくても良いんだろうな、と思い聞き流していたが、大量の雨の中、声を張り上げる中嶋朋子さんが痛々しくて…。

舞台はかなり傾斜のついた八百屋舞台。水ハケをよくするという目的もあるだろうが、水で濡れているし、役者さんの足元がかなり危険。そんな舞台で、薄い衣装の藤原くんはベットから落ちたり、転げたり、大変。一応衣装の一環のようなサポーターを巻いてたが、見ていてハラハラした。
正直ここまで役者いじめのようなことを、やる必要があるのだろうか?

とはいえ意味が無いとまでは思わなかったけど、綱太郎さんのガンダムのモビルスーツのような衣装は???。動く度にガチャカヂャと音がする効果を狙ったのかと思うが、こちらは意味があるとは思えなかった。

でも芝居そのものは私はかなりおもしろかったです。ギリギリまで追い詰められている、エレクトラ・オレステス姉妹の苦悩が、本当に辛く感じられる。
北村有起哉くん演じるピュラディスの登場で事態は一転。追い詰められても諦めないピュラディス。いいね〜。三人の危険すぎる運命共同体の関係にドキドキさせられる。(有起哉くん登場辺りから、俄然おもしろきなってきたし。)
屋敷に立てこもり、人質を取り、セットの上で松明を持って叫ぶ三人の姿は、理屈抜きで格好良かった。
プリキュア人を演じた横田栄司さんも良かったです。彼は次回の劇団AUNの公演にも出るそうで(私のご贔屓、谷田歩さんも出演〜♪)、楽しみです。

最後アポロンの登場であっけなく大円団となるのだけど、ここで演奏される各国の国家と、頭上から撒かれる大量のちらし!(アメリカ・イスラエル・レバノン・パレスチナの4カ国かな?)
あざといといってしまうばそれまでなのだけど、この戯曲が上演された当時のアテネも、戦争で疲労困憊していたと知り、なるほど、そうきたか!と。
ホント神が出てきて、全て解決してくれたら、良いのでしょうがね。

『オレステス』 その1 Bunkamuraシアターコクーン

9月最後の観劇は『オレステス』。ちょっと風邪っぽくて、感想upが遅れてしまいました。

演出:蜷川幸雄  作:エウリピデス 翻訳:山形治江
オレステス:藤原竜也 エレクトラ:中嶋朋子 ピュラディス:北村有起哉 ヘレネ:香寿たつき  
メネラオス:吉田鋼太郎 アポロン:寺泉憲 テュンダレオス:瑳川哲朗

自分はかなり興味深く観劇出来たのですが、大雑把にでもストーリーを知っていた方が楽しめるかもしれません。でもオレステスの話も色々あるんですね〜。
家にあったパンフレットをひっくりかえしたら、こんな芝居を昔見てました。

『悲劇 アトレウス家の崩壊』 1983.12 原作:アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス 構成・演出・音楽構成:鈴木忠志
エレクトラ:鳳蘭/ カサンドラ:順みつき/ オレステス:永島敏行/ クリュタイメストラ:白石加代子

古代ギリシャの三大悲劇詩人の作品を再構成たそうです。
エレクトラとクリュタイメストラの印象が強く残ってます。
今回の芝居を観ていて、途中不思議だったのは、私の薄い知識でも、確かクリュタイムネストラにも夫殺し決意させるだけの理由があった筈?という思いでしたが、帰宅して昔読んだギリシャ神話の本などをひっくり返したり、ネットで検索してみました。
蜷川さんのファンの方は『グリークス』を観てるから、結構知識があるのかな?(自分は未見)

クリュタイムネストラには相思相愛の夫タンタロスがいたのだがクリュタイムネストラの美貌に引かれた従兄のアガメムノンによって夫は敵中に置き去りにされて戦死させられたのだった。
一説によればクリュタイムネストラが最も愛した長女イピゲネイアは前夫の娘であるとも言う。(Wikipediaより)

ギリシャ悲劇は上演される機会も多いから、アトレウス家の複雑なスートリー等、よく知っている方も多いでしょう。私はうっすらとしか覚えてなかったので、この機会に本を読み返したりしました。
長女イピゲネイアの話や、愛人のアイギストスにもアガメムノン殺害させる理由があるのですが、ちょっと複雑なので省きます。
父親の死後、母親に姉・エレクトラが虐げられるとか、その辺りはすっぱりこの戯曲は無し。そこがまた興味深い点。(各作家の解釈の違いも、研究対象らしいです。)
翻訳の山形治江さんの講座があったらしいですが、事前に聞いてたらおもしろかったろうな〜。

パンフを読みましたら、山形さんがオレステスとピュラディスは同性愛関係ですとお稽古初日に言ったとかで爆笑。
私も北村くんのピュラディスが出てきた時に、やけにオレステスとの友情が厚すぎてホモくさい二人だと思ったのでした。あとオレステスとエレクトラも単なる姉妹より、ちょっと近親相姦?な関係を思わすほど愛情が強い。そしてエレクトラとピュラディスは婚約関係。複雑な三人の関係です。
この辺りの関係性は芝居を見ているだけでもきちんと伝わってきました。

その2に続く。

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