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『オレステス』 その1 Bunkamuraシアターコクーン

9月最後の観劇は『オレステス』。ちょっと風邪っぽくて、感想upが遅れてしまいました。

演出:蜷川幸雄  作:エウリピデス 翻訳:山形治江
オレステス:藤原竜也 エレクトラ:中嶋朋子 ピュラディス:北村有起哉 ヘレネ:香寿たつき  
メネラオス:吉田鋼太郎 アポロン:寺泉憲 テュンダレオス:瑳川哲朗

自分はかなり興味深く観劇出来たのですが、大雑把にでもストーリーを知っていた方が楽しめるかもしれません。でもオレステスの話も色々あるんですね〜。
家にあったパンフレットをひっくりかえしたら、こんな芝居を昔見てました。

『悲劇 アトレウス家の崩壊』 1983.12 原作:アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス 構成・演出・音楽構成:鈴木忠志
エレクトラ:鳳蘭/ カサンドラ:順みつき/ オレステス:永島敏行/ クリュタイメストラ:白石加代子

古代ギリシャの三大悲劇詩人の作品を再構成たそうです。
エレクトラとクリュタイメストラの印象が強く残ってます。
今回の芝居を観ていて、途中不思議だったのは、私の薄い知識でも、確かクリュタイムネストラにも夫殺し決意させるだけの理由があった筈?という思いでしたが、帰宅して昔読んだギリシャ神話の本などをひっくり返したり、ネットで検索してみました。
蜷川さんのファンの方は『グリークス』を観てるから、結構知識があるのかな?(自分は未見)

クリュタイムネストラには相思相愛の夫タンタロスがいたのだがクリュタイムネストラの美貌に引かれた従兄のアガメムノンによって夫は敵中に置き去りにされて戦死させられたのだった。
一説によればクリュタイムネストラが最も愛した長女イピゲネイアは前夫の娘であるとも言う。(Wikipediaより)

ギリシャ悲劇は上演される機会も多いから、アトレウス家の複雑なスートリー等、よく知っている方も多いでしょう。私はうっすらとしか覚えてなかったので、この機会に本を読み返したりしました。
長女イピゲネイアの話や、愛人のアイギストスにもアガメムノン殺害させる理由があるのですが、ちょっと複雑なので省きます。
父親の死後、母親に姉・エレクトラが虐げられるとか、その辺りはすっぱりこの戯曲は無し。そこがまた興味深い点。(各作家の解釈の違いも、研究対象らしいです。)
翻訳の山形治江さんの講座があったらしいですが、事前に聞いてたらおもしろかったろうな〜。

パンフを読みましたら、山形さんがオレステスとピュラディスは同性愛関係ですとお稽古初日に言ったとかで爆笑。
私も北村くんのピュラディスが出てきた時に、やけにオレステスとの友情が厚すぎてホモくさい二人だと思ったのでした。あとオレステスとエレクトラも単なる姉妹より、ちょっと近親相姦?な関係を思わすほど愛情が強い。そしてエレクトラとピュラディスは婚約関係。複雑な三人の関係です。
この辺りの関係性は芝居を見ているだけでもきちんと伝わってきました。

その2に続く。

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コメント

TBしてコメントまだ時間があいてしまってすみません。お先にコメントを有難うございますm(_ _)m
『グリークス』を観た時に山形治江さんが作られた作品解説集を買って読んだのでけっこうギリシャ劇について面白いな〜と思ったのでそれ以降追っかけている次第です。
>かなり前方で観ていたのてずが、台詞はやはり聞き取りずらかったです。どの程度効果があったのか疑問…。
前方の方はもう少し聞こえているのではとか思っていましたが、前方席でもそうだとすると舞台の上の方々の自己満足になってしまっていると思います。どんな席でもきちんと聞こえることは求めたいですが、蜷川さんは五感重視みたいですよね。
『メディア』の方が作品的にも演出的にも面白かったです。今回はまあ一回観てその価値はあったかなという感じです。

ぴかちゅうさん、こんばんは。コメント&TBありがとうございます。
山形治江さんの作品解説集というものがあったのですね。おもしろそう〜。
台詞は前方席でようやく聞き取れる程度でした。なので後方だとどういうことになっているのだろう、と思いながら見ていました。
ところで私も最近綱太郎さんちょっと贔屓です。

花梨さん

ご無沙汰してます。麗です。
私も先日観てきました。
花梨さんのエントリー読んで、納得の点がっ!
オレステスとピュラディスが同性愛。
オレステスとエレクトラが近親相姦。
いやはや、なんともはや、すんごい人間関係だったんですね。

劇中何度も「あわれ」「あわれ」とコロス達が言ってたので、
「あわれ彼女は娼婦」を思い出したりしてました。(笑)

麗さんこんにちは。こちらこそご無沙汰です。麗さんの感想も読みましたよ〜。風邪治ったら、遊びに行きます。

劇中、「オレステスとピュラディス、どう見てもホモくさいが、まぁあの時代なら有りだし、匂わせてるのかしら?」と思って、観劇後パンフ読んだら、ズバリ山形さんが「ホモセクシャル」と書いてて、吹き出しましたよ〜。

演出面ではちょっと?も残りましたが、楽しかったです。

コメントは、チョッピリお久し振りになってしまい
ました。
ひとしきり盛り上がった後というタミングですが、
感想をアップしたのでトラバさせていただだきます。
順みつきサンのお名前が、すっごい懐かしくて、
嬉しくて…。
大好きな方だったんです!
(*ーー*)
「グリークス」も観てないし、原作も読んいません。
となると、やっぱり手強い作品だったみたいです。
難しいというか、なんだかシックリきませんでした。

midoriさん、こんばんは。
私もギリシャ悲劇は本一冊さらっと読んだ程度の知識しか無いのですが、この舞台全体を占める「不安定さ」みたいなものが、興味深かったです。
しっくりこないといえば、しっくりこないのですが…。

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