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『スラブ・ボーイズ』再観劇

『スラブボーイズ』、二回観劇。出来れば三度目の観劇もしたい!と思ったくらいハマりましたが、時間が取れず残念。
何でこんなにハマったかというと、やはり若い俳優さんたちの頑張りでしょう。公演中にどんどん良くなっていく。成長していく姿を見るのは、楽しいものです。

TPTのブログです ←『スラブ・ボーイズ』出演者からのメッセージが見られます。(何か可愛いです。)

TPT55『スラブ・ボーイズ』
ジョン・バーン作/千葉哲・演出
出演:山崎雄介/進藤健太郎/倉本朋幸/河合龍之介/大貫杏里/池下重大/安奈淳/千葉哲也

カーペット工場で働く若者たちの、一日の物語。
彼らは工場で最下層の仕事に従事する。働く場所の「スラブ」という名称から、「スラブ・ボーイ」と呼ばれた。

人生では一大事な一日。でも周囲から見ていれば、ありふれた一日。

朝は当たり前のように来て、安奈淳さん演じるセイディが登場する。いつもと同じ3人のスラブルーム。ただ仕事をし、サボったり、上司に悪態をついたりする一日。
しかし一日の終わりに、一人は解雇、一人は昇進。残るのはスパンだけ。セイディが「ケ・セラ・セラ」を歌いながら去っていく中、スパンが黙々と絵の具をする。

この切なさと、奇妙な明るさが混じったラストシーンがとても良かった。
後で知ったのですが、脚本にはここまで書きこまれていないのですね。(Podcast番組i-morleyより)日本的な演出、とのことですが、私はその日本的な部分がツボに嵌りました。

登場人物それぞれの繋がりがおもしろい。スパンは要領よく立ち回っているが、フィルを庇う面もある。フィルはヘクターを苛めているが、実は誰より心配している。
でも昇進してスラブルームを出て行くヘクターは、解雇されるフィルに強烈な一言を残す。

3人+入社したばかりの優等生アランの4人が実に良い。役に嵌っているし、10日ほど間をあけて二度見たが、その間にびっくりする程みな良くなっていた。初見の時より遥かに芝居全体にメリハリがあり、各登場人物のキャラクターが迫ってきた。

解雇され、美術学校の入試にも落ち、病気の母親を抱えているフィルの、不器用なとんがり方がとても切なかった。(山崎雄介くんが一番進化していた。)スパンの進藤くんは、割と安定している感じ?最初と最後を締める役だが、この辺りも役とリンクしていておもしろい。

若くて綺麗なマドンナ、ルシールと、セイディの会話は、女性から見るとかなり痛かった…。

若い役者陣と、ベテランの役者陣が上手く絡んでいて、見応えのある良い舞台でした。千秋楽が見られなかったのが、実に残念。(日程出た時には、もう別の芝居のチケット取ってたのよ〜。)

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